それぞれのたばこ葉が持つ特長を理解する。これってパイプたばこを理解するためには重要な事だと思うんです。そのための近道は、それぞれのたばこ葉を単体で喫煙してみる。つまり今回のブログは、ブレンディングタバコを単体で吸ってみよう！という企画です。

記念すべき第一回目は、「スペシャルブレンディングタバコ・レッドバージニアNo.3」です。この企画には、実際にやろうと思ったきっかけがありました。それは、あるお客様がご指摘くださったのです。

「カタログにはブレンド内容がバージニアとラタキアと書いているんだけれど、ラタキアの存在がわからないんだよね。」

結果的に、この商品はレッドバージニアのみのブレンドであることが判明した訳ですが、同時にこれはそれぞれのたばこ葉の特長を理解するチャンスであると思いました。ご指摘下さり誠にありがとうございます。この場をお借りしまして御礼申し上げます。

………ってな訳で早速缶を開けてみましょう！

漂うケチャップを思わせる香りは、バージニア葉が熟成している証。スマホのライトで照らすと、所々輝きます。これは、バージニア葉に含まれる糖分が結晶化したものです。これが見受けられますと、甘さが際立つので、ワクワクするわけです(笑)カットは、レディラブドに近いリボンカットの様です。湿度の具合は丁度良さそうです。

着火直後から広がる、完熟した果実の様な甘さ。たばこ葉ってこんなにも甘いんだ、と改めて実感させてくれます。中盤に差し掛かると、このフルーティーな甘さは徐々に黒糖の様な甘さへと変化していきます。その甘さはまるで、蜜を吸っているかのような豊かな甘さです。

このたばこはブレンド用のものですが、単体でも充分に愉しめます。バージニア葉の甘さを存分に味わいたい時におすすめです。ニコチンはミディアムなので、何時でも愉しめると思います。早朝ミルクティと共に味わうと、いつもよりも目覚めの良い朝となるでしょう。仕事の後、馴染みのバーでクーバリブレと共に味わうと、リフレッシュできるでしょう。

ブレンドして愉しむ場合、色々と愉しみ方があるかと思います。バージニア葉の甘さをより引き立てたい場合、少しだけペリク葉を加えると良いでしょう。フルーティーな甘さを強調させたいのであれば、ノンフレーバーのブラックキャベンディッシュがおすすめです。詳しいことはスタッフまで♪♪

★スペシャルブレンディングタバコ・レッドバージニアNo.3

ブレンド:バージニア(ラタキアなし)

フレーバー:なし

カット:レディラブドに近いリボンカット(ロットによって若干異なる場合があります)

50g/2250円