2023/03/22 14:00



どの銘柄も今までにない唯一無二な味わいの、ペッセカヌー。灰が粉雪の様に細かく、火種が立ち消えしやすく、場合によって灰が煙道をふさいでしまいやすい様に思えます。そこで、鈴栄商店的吸いこなし方を要点でまとめてみました。前回は主にストレートのパイプ向けでしたが、今回はベント、特に私が個人的に好きなフルベントやオームポール等に向いてると感じました。また、フレイクたばこに慣れていないという方にもオススメです。ペッセカヌーを喫煙する際は、参考にして下さると幸いです。

★要点
①1枚のフレイクのうち、⅓ ~¼位フレイクを剥がしとり、縦1センチ×横2センチ×高さ1センチ位になるように折り畳む。その後、大雑把にたばこを解す。
→このたばこはフレイク1枚当たりの大きさがかなり大きく、かなり圧縮された状態である。ミディアムボウルのパイプで凡そ3ボウル分ある。たばこを解す時は、手のひら同士を擦り合わせる様な感覚で。ブロークンフレイクよりは若干細かく、レディーラブドより粗い具合にしよう。細かく解しすぎると、喫煙時に燃焼温度が高くなりやすい。さらに言えば、結晶化した糖分が手についてしまってもったいない。

②詰める時は若干緩めに。タンパーワークは最低限にしよう。
→このたばこの特性は、燃えやすく、粉雪の様な細かい灰になりやすいことである。つまり、炭化したたばこ葉は、次のたばこ葉に炎を伝える前に粉になってしまいやすい。タンパーで押すと尚更である。冒頭でも申し上げたが、場合によっては煙道を灰がふさいでしまいやすい。タンパーを使用する時は、たばこが大きく盛り上がった時、再着火する時、片燃えしつつある時に留めておこう。

③吸うよりも吹き戻しの回数を多くする。
→タンパーを極力使用しない分、燃焼温度は上がりやすい環境になる。よって吹き戻しは多くする方が望ましい。1:2もしくは1:3くらいのペース。時々ボウルを握って温度を確かめよう。買ったばかりの缶コーヒーのような熱さではオーバーヒートと言える。

④若干深めにゆったりとした喫煙を。
→こうすることで火種を保ちやすい。吹き戻しを多くするので、火種が小さいと立ち消えしやすい。深めにしすぎるとオーバーヒートになりやすいので注意。煙を入れるのは、舌の根元位が限度。喉に引っかける程度ではやりすぎと言える。

⑤ボウルを持ちながらの喫煙を心掛けよう。
→ストレートのパイプでたばこを折り畳んで喫煙する場合と比べると、ちょっとしたことで燃焼温度が上がってしまいやすい。よって燃焼温度をチェックすることが重要である。

★スタッフの個人的な感想
ストレートのパイプで折り畳んで詰める吸う場合と比べると、ペッセカヌーが持つアロマがより判りやすい、と感じました。のんびりと時間をかけて喫煙するには丁度いいのではないでしょうか。その時の気分に応じてパイプと詰め方を使い分けるとよりペッセカヌーを愉しめそうですね。
ニコチンはどれもマイルド~ミディアムにも関わらず、満足度の高い喫煙を約束してくれます。手軽にこんなにも、トルコのたばこ葉が魅せる世界観を愉しませてくれるペッセカヌー。製造メーカーであるGladora Tobacco Companyに尊敬と感謝の意を表します。


※詳しいことはスタッフまでお気軽にお尋ね下さい。丁寧にご説明致します。(月曜日と火曜日を除く)