2021/08/12 11:55

スマートフォンの画面から
~Googleマップで巡るヨーロッパ~

夏休みを使って、ヨーロッパのたばこ文化を満喫するツアーなんてやりたいものです。けれども、コロナ渦で旅行なんて行けない!!そういう訳で、今回のブログでは、「スマートフォンの画面から~Googleマップで巡るヨーロッパ~」の第1回目です。たばこ屋独自の視点で観光案内しようという、身勝手な企画です。どうかあたたかい目で見守って下さると幸いです。

記念すべき第1回目は、巻き紙ブランド、Zig-ZagおよびOCBに所縁のある場所を紹介しようと思います。




Zig-ZagおよびOCBを製造しているリパブリック・テクノロジーズ社は南フランスのペルピニャンに本社があります。巻き紙をレマン湖のほとりに位置する、トノン近郊の街ピュブリエで製造しています。一方、フィルターはバルセロナで製造しています。それら巻き紙やフィルターを最終的にそれぞれ個包装を本社で行っています。



・ペルピニャンってどんな街?

(サンジャンバティスト大聖堂。1324年から1509年にかけて建設。ゴシック建築の大聖堂で、高さ80mはペルピニャン最大級とされている。)

(1368年に城門として建設。ルイ11世の時代、監獄として使用された。現在はカタルーニャの歴史について学べる博物館となっている。)

公用語はフランス語。カタルーニャ語圏に位置するので、カタルーニャ語もよく話されています。スペインとの国境が近いこともあり、スペイン語もある程度通じます。ワインの生産が盛んで、魚介料理や肉料理など美味しいものが多いです。

以前ペルピニャンへ旅行した時にお世話になった、バスの運転手の話によりますと、スペインはフランコ体制時代(1939年~1975年)、スペイン国内ではピンク映画が違法だったらしいです。その影響で毎週末、ペルピニャンは若いスペイン人で賑わっていたそうです。それもあってなのか、スペイン語ある程度理解できる人が多いとのことです(笑)。(勿論、カタルーニャ語はスペイン語と近い関係の言語なので、意志疎通しやすいという理由もあると思います。)
Zig-Zag及びOCBのフィルターは、生産工程の中で「ドローチェック」を行います。しっかりと、吸い込みやすいフィルターであるかを念入りに確認するのです。愛煙家のことを第一に考える、嗜好品に携わることにおいて最も重要なことですね。

・バルセロナってどんな街?

(かの有名なサグラダ・ファミリア。いつになったら完成するんでしょう。横浜駅と良い勝負です。)

(グエル公園。ガウディがデザインしたことで有名。)

(カサ・ミラ。ガウディがデザイン。一部物件は中を見ることができる。
)

カタルーニャ州の中心的な都市。スペイン国内では、マドリードに次いで人口が多い。サグラダ・ファミリアやカサ・ミラ等が有名。かつては闘牛が盛んでしたが、残虐性から現在では違法となりました。魚介類を活かしたパエリアが有名です。サッカーが大人気らしいですが、私はサッカーにあまり興味がないのでよくわかりません。因みに、スペインのマクドナルドではドリンクメニューに「ビール」があり、セットで頼む場合、コーラ頼む場合と値段が変わりません。良い国ですね。私のオススメスペインビールは"Mahou"(マオー)です♪
バルセロナは巻き紙ブランド"Smoking"を製造しているメーカー、"Miquel Y Costas & Miquel"があることでも有名ですね。この会社は元々聖書の紙を製造していました。聖書の紙って驚くほど薄いですよね。

(スペインの代表的なビールのひとつ、Mahou。スーパーで6本パック買うと安い!セールの時にはミネラルウォーター並みの価格です♪)

ペルピニャンからは高速道路を経由して凡そ2時間半かかります。



・ピュブリエってどんな街?

(スイスジュネーブからみたレマン湖。)

レマン湖のほとりにある街。トノン近郊に位置する。ミネラルウォーターで有名なエビアンとも近い。因みに巻き紙工場から道路を挟んで隣にはミネラルウォーター、エビアンの工場があります。レマン湖の湖畔には、ホテルやレストランカフェ等が建ち並んでいます。夏のシーズンは夜9時半頃まで明るいので、レマン湖に映る夕陽を眺めながらの一服は最高です。スイスジュネーブまで車で1時間弱とアクセスが便利なので、ダビドフの本店へシガーとウイスキーをお買い物してみてはいかがでしょうか。
高品質な巻き紙を作る為に必要なものは、綺麗な水なんですね。ヨーロッパ市場においてのOCBのシェア率の高さに、思わず納得してしまいます。

(エビアンの工場は隣にあります。徒歩4分♪)

(巻き紙の工場には、Zig-Zagのマスコットキャラクター、ズアーブ兵が♪♪)

(エビアンの工場の入口には、ロゴマークが!)

ペルピニャンからは高速道路を経由して凡そ6時間半かかります。



次回は、ビール党と愛煙家にとって天国??ドイツを巡ります。お楽しみに。