永田実氏作 Japanesque2004
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永田実氏作 Japanesque2004
江戸時代よりも前から親しまれてきた、我が国の伝統的な喫煙文化と言えば喜世留でございます。喜世留は、中国から朝鮮、そして朝鮮から日本へと伝わったという説もありますが、最も有力な説は、種子島へ流れ着いたポルトガル人が愛用していたクレーパイプを真似て作ったのが始まり、という説です。
要するに、パイプ喫煙という文化は、たまたまポルトガル人が種子島へ到着したことがきっかけとして、喜世留で莨を呑む、という文化へと変貌を遂げたのであります。一度別々な文化となってしまったパイプと煙管は、それぞれの国において人々を魅力する素晴らしい文化へと発展を遂げました。
それぞれの文化がまた出会い、再びひとつとなる時、一体何が起こるのでしょう?パイプのことをかつて「西洋煙管」と記した時代がありましたが、このパイプは謂わば「日本風のパイプ」、つまり“Japanesque Pipe”なのです。
ラストップを活かしたブライヤーパイプでありながら、構造は羅宇喜世留に近いです。高級な根竹を使用したシャンク(羅宇)の部分。そして、火皿の真下にあるたばこの煙の入口。マウスピースはアクリル製で末広がりのフィッシュテール。ストレートグレインやバーズアイの様子を楽しみ見つつ、シルエットはまるで喜世留そのもの。遊び心が溢れています。カットが細かめのパイプたばこを味わうには、丁度良い塩梅な大きさと言えるでしょう。根竹自体がヤニを吸収し、長年使い込むことで、「自分色」へと染まってまいります。我が国の伝統的な考え方である、「物事を長年に渡って大事に使う」という想いがそこに込められております。
想えばこのパイプは、西洋の文化と東洋の文化が融合した結果なのです。ある意味ヘレニズムと言えますね。
【スペック】
・ボウル高さ:約35mm
・ボウル深さ:約30mm
・火皿内径:約18mm
・全長:約170mm
・重さ:約25g
・マウスピース:アクリル製
・シャンク:バンブー製
※専用タンパー付
※このパイプは構造上、燃焼温度が高い状態で喫煙しますと、火皿の底が焦げてしまい穴が広がってしまう可能性があります。ボウルの底面に近い箇所に指が当たるようにして握りながら、燃焼温度が上がらないようにチェックすることが大切です。
※当店で取り扱う商品は、道具として使用することを前提としております。微細な傷など状態を気になさるお客様は、必ず店頭で実物をご確認ください。よろしく御願い致します。
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